３月12日、４月１日からのプロモーション活動開始を前に、都内で記者懇親会を開催。会見したヘルマン J.ストレンガー社長は、アベンティス ファーマからの独立の利点を「国内で生物学的製剤に特化し、直接ビジネスをコントロールできる」と説明。４月１日の時点でMR120人体制でスタートし、年内に150人まで増員させる計画。2001年度は、人血清アルブミン製剤アルブミナー、乾燥濃縮人アンチトロンビンⅢ製剤アンスロビンなどプライオリティーの高い製品に集中し、売上高220億円（薬価ベース）の達成を目標としているほか、エリアマーケティング制およびe‐ディテーリングの導入を予定している。今後は、幅広い製品群と生物学的製剤に特化した営業力を強みとして、2005年度売上高300億円（同）を目指す。なお、親会社の米アベンティス ベーリング社の2000年度売上高は11億ドル（約1300億円）。