ヘルスケアインフォメーションセンター
公開日時 2001/05/14 23:00
5月15日、メディアワークショップを開催し、日本初のプラバスタチンを使った大規模臨床試験KLIS試験の結果について、同試験責任者である佐々木淳・国際医療福祉大学大学院教授が講演。KLIS試験は90~97年にかけて、九州・沖縄地区の日本人男性を対象にプラバスタチンの冠動脈イベントおよび脳梗塞初発抑制効果を検討したもの(追跡期間5年間)。従来治療法群2579例に対し、プラバスタチン投与群3061例におけるイベントの発症率は、冠動脈イベントで14%、脳梗塞で22%低下した。