三共
公開日時 2001/05/23 23:00
5月24日、米国高血圧学会において、同社のオルメサルタン(一般名)に関する比較試験データが報告されたと発表。同試験は、オルメサルタン20mgと、ロサルタン50mg、バルサルタン80mg、イルベサルタン150mgとの降圧効果を比較したもので、8週間後の血圧降下でオルメサルタンが他剤より有意に優れていることが示されたとするもの。同社では、同剤を今年中に米・独で発売する予定で、米国子会社・三共ファルマInc.が2005年度に250億円、独子会社・三共ファルマGmbHが同年に100億円の売上を見込んでいる。また、他の欧州主要国で2002年中の発売を予定しているほか、国内では現在フェーズⅢの段階にあり、2002年中に申請する予定。