富山化学工業
公開日時 2001/05/24 23:00
5月25日、2001年3月期決算を発表。期中10月の脳血管障害性精神症状改善剤サープルの供給停止の影響で、連結売上高は21.6%減の366億7200万円、営業損失△15億1400万円、経常損失△24億2200万円、当期損失△27億7700万円。単体売上高は23.7%減の349億9200万円、営業損失△16億7300万円、経常損失△25億1000万円、当期損失△28億7600万円。主力の抗生物質製剤は、ペントシリン(14.9%減の76億2700万円)をはじめ減収となった。サープルは63億3100万円(2000年3月期実績142億円)。4月4日に承認を取得したβラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤タゾシンは中間4億円・通期11億円を見込む。今期連結業績は、売上高321億円(12.5%減)、営業損失△21億6000万円、経常損失△29億円、当期損失△19億4000万円を予想。