医薬品企業法務研究会
公開日時 2001/06/18 23:00
6月19日、月例会を都内で開催。原勝則・医政局経済課長が「医薬品産業をめぐる課題の現状と今後の展望」と題して講演し、当面の課題として、(1)画期的な新薬開発の推進、(2)良質で安価な後発品の安定供給、(3)流通の改善――などをあげた。(1)では、停滞する国内医薬品市場は、世界第2位の市場として欧米企業との競争が激化しており、国内企業は今後いかに研究開発費を確保し海外進出を図っていくかが重要と指摘。政府としても、医薬品産業を日本のリーディング産業の一つとして、研究開発や治験などに対する支援を行っていくことが必要との考えを示した。