アストラゼネカ
公開日時 2001/07/16 23:00
研究開発本部長がドン・ストリブリング氏から加藤益弘氏に交代したのを機に、R&Dについて記者会見。国内で治験の空洞化が叫ばれているなか、同社では医師と施設の絞り込みにより逆に国内の治験を活性化している。過去5年間に申請された製品の平均開発年数は5年だが、これからはブリッジングが適用されることから4年以内に短縮できる見通し。申請時期もこれまでは海外から約4年遅れであったが、近く申請する乳癌治療剤フルベストラントと抗癌剤イレッサは世界同時申請を予定。今後は開発初期の段階から世界の開発プログラムに日本もインテグレートし、研究開発のスピードアップを図る。