スイス・ノバルティス社
公開日時 2002/05/23 23:00
24日、第38回米国癌治療学会(ASCO)(フロリダ州オーランド)で、抗腫瘍剤イマチニブ(製品名:グリベック)の消化管間質腫瘍(GIST)に対する1年間投与のフェーズ2試験成績が報告され、60%以上の患者で腫瘍縮小効果(部分寛解)が確認されたと発表。 また、同学会で、ビスフォスフォネート系製剤ゾレドロネート(海外製品名:ゾメタ)が、非小細胞肺癌などの固形癌患者の骨転移による骨合併症の発現を2ヵ月間以上遅らせることが示されたと発表。骨関連現象の発現を遅らせる効果が示されたビスフォスフォネート系製剤はゾメタが初めて。