ファイザー製薬
公開日時 2002/06/02 23:00
福岡市で5月25日に開催した一般市民対象のシンポジウム「脳卒中予防と生活習慣病の改善」で、340人の募集に対し600人を超える応募があった。5月31日発表。 ファイザー製薬は、「血圧ダウンでNo卒中」をスローガンとした脳卒中撲滅キャンペーンを日本脳卒中協会と共同で展開している。協会会長の山口武典・国立循環器病センター総長、島田和幸・自治医大教授、藤島正敏・九大名誉教授、山川静夫・元NHKアナウンサーらによる講演とパネルディスカッションで、脳卒中を予防するポイントや危険因子である高血圧治療の重要性を訴えた。 参加者アンケートでは、84%が「高血圧症が脳卒中の危険因子である」ことを知っており、高血圧治療を受けていない参加者でも94%が自分の血圧値を知っていると答えた。 しかし、家庭血圧計を持っていると答えた参加者(67%)のうち、起床直後の血圧を測定していない人が38%あり、山口氏は早朝血圧測定の重要性を訴えた。