ファルマシア
公開日時 2002/06/19 23:00
山木修社長が19日、就任後初めて記者会見し経営方針を説明。05年の国内上位10社入りに向け、大型化を期待する新薬が順調にステージアップしていることを強調した。新薬上市にあわせ、現在720人のMRは数百人単位で増強する考え。アライアンスについては「すべてのオプションを考えている」とし、柔軟に取り組む意向を示した。 新薬の開発パイプラインは、今年2月に申請したデトロール(過活動膀胱治療剤)と5月申請のエプレレノン(降圧剤)が来年末~再来年の上市見込み。セレコキシブ(変形関節炎、慢性関節リウマチ治療剤)はフェース3。これら3品目を原動力に、01年1069億円の売上高を05に2000億円に押し上げたい考え。01年の主要製品売上高(薬価ベース)は①キサラタン208億円②ジェノトロピン179億円③ハルシオン74億円④ソル・メドロール64億円⑤アルダクトンA62億円。