日本ベーリンガーインゲルハイム
公開日時 2002/07/19 23:00
12日にスペインで開催された国際会議で、ビラミューン(一般名:ネビラピン)とジドブジンの併用群が、ジドブジン単独投与群と比べ、HIV-1ウイルスの母子感染率が大幅に低下したことを示す最新の試験データが報告されたと発表。発表されたデータは、現在タイで進行中の臨床試験の中間解析によるもの。新生児629人の中間解析によれば、ビラミューンとジドブジンの併用群がジドブジン単独投与群よりも、より良好な成績であることが判明。モニタリング・ボードはジドブジン単独投与群の試験中止を勧告した。試験参加者は中間解析が終了した段階でHIV-1陽性の妊娠1133人、新生児922人。さらに、スピリーバ(一般名:オチトロピウム)が、プラセボと比較してCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者の肺機能と息切れ・呼吸困難を顕著に示す内容の論文が医学雑誌のCHEST誌に掲載されたと発表。