三共 ネットで医薬品情報提供 ソネット・エムスリーと連携
公開日時 2002/08/18 23:00
三共は19日、インターネットを使用した情報提供を開始すると発表した。新たな医療用医薬品のプロモーション・チャネルを構築することで営業基盤を強化、医師の診療をきめ細かくサポートするのが狙い。ソネット・エムスリーと提携する。インターネットのビジュアル効果やコンビニエンス効果を活用、今年度はまず、発売3周年となる速効型食後血糖降下剤ファスティック錠について、18日から同社協賛の健康情報番組「おもいっきり、あるある!」のメール配信サービスを開始。その第2弾として、糖尿病患者を診察している医師1万5000人に対し、10月中旬から「MR君」を導入してeプロモーションを始める。今後はeプロモーション(本社MR)とリアル・プロモーション(現場MR)をカップリングする研究会や講演会などを通じて、2チャネル・プロモーションのシナジー効果を最大限に発揮させ、ファステックの年間売上100億円を早期に実現したい考え。