14日、02年度上半期業績（連結）を発表。売上高　37億ユーロ（約4302億円）（21％増）営業利益　4億9500万ユーロ（約575億円）（48％増）研開費　6億1000万ユーロ（売上の16％）設備投資費　2億5700万ユーロ（同7％）昨年、日本でエスエス製薬の株式の過半数を取得し、本年度から連結対象に含めたことと、グループ会社のベン・ヴェニュー・ラボラトリーズ（米）が発売したジェネリック製品Pamidronateが増収増益要因。エスエス連結分を除いた上半期の売上では前年比12％増。上半期売上に占める新製品割合は38.3％（13億ユーロ）。　COPD（慢性閉塞性肺疾患）治療剤スピリーバは6月から欧州各国で発売が開始され、年間売上高20億ユーロの市場性が期待されている。高血圧治療剤の合剤MICARDIS PLUSも順調。上半期ベストセラー製品は前立腺肥大症治療剤FLOMAXで、売上高3億5500万ユーロ（34％増）。市場別売上高は、米国14億ユーロ（38％増）、ドイツ3億8500万ユーロ（1％減）、日本も為替の影響を受けて12％減。グローバルの下半期は、投資拡大と為替の影響で、営業利益の伸びは、上半期を下回ると見込む。