杏林、米国過剰在庫で下方修正へ
公開日時 2002/09/19 23:00
杏林は9月19日、5月に発表した03年3月期業績予想を下方修正した。米国BMS社のテクイン(ガチフロキサシン)の過剰在庫問題により海外売上高が低迷したことが原因。医療用医薬品売上高は新薬のガチフロ錠の国内上市により大幅増収となる見込みであるが、「当初の予想には達しない」との見通し。修正数値は03年3月期中間業績で、単体売上高311億(▲46億円) 経常利益43億円(▲34億円)、純利益13億円(▲19億円) 連結売上高317億円(▲46億円) 経常利益45億円(▲33億円) 純利益14億円(▲19億円) 通期業績は、単体売上高706億円(▲44億円) 経常利益140億円(▲38億円) 純利益52億円(▲17億円) 連結売上高719億円(▲44億円) 経常利益143億円(▲36億円) 純利益54億円(▲16億円)――の見込み。