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産業医大の中村利孝教授 アレンドロネート国内骨折試験データを解説

公開日時 2002/10/06 23:00

 4日に開催された万有製薬の記者説明会で、産業医科大学の中村利孝教授は、「骨粗しょう症による脊椎骨折防止治療の現況」を解説。そのなかで万有製薬のビスフォスフォネート製剤アレンドロネート(製品名:フォサマック)の国内骨折試験結果を引用した。アルファカルシドールを対照とした2年間にわたる国内50施設・365例の共同二重盲検群間比較試験で、アレンドロネート群の腰椎骨密度は6.9%増加(対照群1.5%)。また、6カ月以後2年までの1個以上の新たな骨折発症は4.3%に低下(同12.7%)、2個以上の新たな骨折の発症は2.4%に低下(同7.3%)した。 中村教授は、同剤のグローバル試験での脊椎骨折抑制効果と同様の結果が得られたとし、4年以上の長期服用で、患者によっては心疾患や乳がんの増加などの副作用が見られる従来のエストロゲンに代わり、今後、日本でもビスフォスフォネート製剤が骨粗しょう症治療の第一選択になるだろうと予測した。

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