旭化成 業績予想を修正
公開日時 2002/10/09 23:00
旭化成は10月9日、03年3月期(02年4月-03年3月)の中間期、通期業績予想を修正。中間期 売上高 5兆8000億円(50億円減)営業利益 240億円(20億円増)経常利益 180億円(20億円増)中間純利益 △430億円(470億減)(うち医薬・医療セグメント)売上高 520億円(10億円増)営業利益 70億円(20億円増)通期 売上高 1兆2000億円(50億円増)営業利益 540億円(60億円増)経常利益 430億円(70億円増)中間純利益 △460億円(550億減)(うち医薬・医療セグメント)売上高 1050億円(増減なし)営業利益 130億円(30億円増)医薬・医療事業は新薬の伸長や人工肝臓が堅実に推移。全体としては、退職給付会計で数理計算上の差異の処理方法変更に伴う営業費用の減少も寄与し、営業利益は前回の業績予想を若干上回る見込み。中間純利益の損失は、退職給付会計で前期末までに累積された未認識債務を、財務諸表で早期に反映させるため、数理計算上の差異の費用処理方法を変更したことによる。