グラクソ・スミスクライン セレベントとフルタイド併用でCOPD患者生存率高まる
公開日時 2002/11/05 23:00
グラクソ・スミスクラインは11月5日、セレベント(一般名:キシナホ酸サルメテロール)とフルタイド(プロピオン酸フルチカゾン)の併用が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の生存率を有意に高めることを示すEuropean Respiratory Journal誌掲載の研究結果を伝えた。2薬のいずれか、または両方を処方した1000人以上のCOPD患者を対象に3年間にわたる解析を実施。その結果を、2薬を除いた治療薬処方の3000人以上の患者との対照比で、いずれかまたは両方の投与を受けた患者の3年間の生存率は78.6%で対照群(63.6%)に比べて有意に高く、併用投与患者群は85.5%で最も高かった。