IBRDとインテージ 治験受託で新会社「アスクレップ」
公開日時 2003/03/26 23:00
臨床試験支援サービスを展開する「IBRD JAPAN」と、親会社のマーケティングリサーチ業、「インテージ」メディカルソリューション事業部は3月26日、経営統合し4月1日に新会社「アスクレップ」を設立すると発表した。社長に就任するIBRD JAPANの薫卓臨床開発統括本部長は同日の記者会見で、「製薬会社の単なるサポートから抜け出し、臨床試験から市販後まで対応できるトータルソリューション企業を目指す」と意気込みを見せた。新会社は資本金1億5000万円。03年度売上25億円、クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン、シミック、イーピーエスに次ぐ業界4位入りを目指す。また、早期の株式公開を見込んでいる。社名はギリシャ神話に登場する医療の神、「アスクレピオス」に由来する。