全自病 「医療透明性図り説明責任を」
公開日時 2003/05/22 23:00
全国自治体病院協議会(全自病)は5月22日、都内で創立50周年記念式典を開いた。小山田惠会長は、「自治体病院が試練と危機に直面し存在価値が問われている今こそ、患者中心の医療という原点に返って、時代の流れや多様化するニーズに迅速かつ的確に応えることが必要。医療の透明性を図り、説明責任をまっとうすることが求められている」と述べた。地域医療に貢献したとして総合病院国保旭中央病院(千葉)など10病院が総務大臣表彰を、小山田会長と小山靖夫栃木県立がんセンター顧問の2人が厚生大臣表彰を受けた。また、協議会の発展に寄与したとして、埼玉県病院事業管理者の武弘道氏など73人を会長表彰した。全自病は1953年、全国都道府県立病院協議会として設立。会員は1024病院(03年3月31日現在)。