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武田薬品 関節リウマチ薬をコ・プロモーションへ

公開日時 2003/05/21 23:00

米国ワイス社と武田薬品工業は5月21日、武田薬品が保有する日本ワイスレダリーの株式譲渡、関節リウマチ治療薬「エタネルセプト」(米国製品名:エンブレル)のコ・プロモーションなどを含む新たな提携をスタートさせることに合意したと発表した。エタネルセプトの全世界での売上は約1100億円で、販売中または承認申請中は46ヵ国。日本では、日本ワイスレダリーが承認申請中であり、今年中の承認を期待。エタネルセプトでのコ・プロモーションを前提条件として、ワイス社は武田薬品が保有する日本ワイスレダリーの株式40%を段階的に譲り受ける。最終的には武田薬品の持株比率はゼロになる。このほかワイス社と武田薬品はワイス製品2品目(未定)を日本でコ・プロモーション/コ・マーケティングすること、また武田薬品は日本ワイスレダリー社製品の一手販売を継続することで合意している。ワイス社と武田薬品の協力関係は53年に当時のアメリカン・サイアナミッド社と武田薬品の折半出資会社の日本レダリー社の設立に始まり、良好な関係を築いてきた。ワイス社会長、社長兼CEOのロバート・エスナー氏は「日本でさらなる成長を期すために日本ワイスレダリー社の完全経営権を獲得する時期であり、新たなスタートになる」と述べている。一方、武田薬品社長の武田國男氏は「新たな提携関係が両社のさらなる発展につながるものと期待している。エタネルセプトのコ・プロモーションを実施することにより、同剤のポテンシャルを最大限に引き出すことができる」と述べている。なお、日本ワイスレダリーは03年第4四半期中(10~12月)にもワイスに社名変更を予定している。

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