日本ケミファ ウラリットと後発品を成長の原動力に
公開日時 2003/07/15 23:00
日本ケミファの山口一城社長は7月15日記者会見し、アルカリ化療法剤「ウラ
リット」と後発品事業を成長の原動力とする考えを示した。「グラクソ・スミ
スクラインの高尿酸血症治療剤ザイロリックは30年かかって売上が140億円に
なったが、ウラリット(03年度売上見込み33億7000万円)は発売から15年経ち、
5年後には100億円商品に挑戦していきたい」と述べた。また、後発品事業の
売上は、現在の約50億円から3年後に100億円をめざす。
後発品事業では、7月からプラバスタン(成分名:プラバスタチンナトリウム)
、オザグロン(オザグレルナトリウム)を発売したのに続き、万有製薬のリポ
バスの後発品を後発品メーカーから導入して発売。さらにファイザー製薬のジ
フルカン、塩野義製薬のバンコマイシン、山之内製薬のガスターの後発品を導
入して販売する予定。インドの後発品大手ランバクシー社との提携品の寄与は
05年度から。