厚労省 「ミオテクター」など副作用情報
公開日時 2003/07/31 23:00
厚生労働省は7月31日、医薬品・医療用具等安全性情報191号を発表した。重
要な副作用情報として、小林製薬工業の心臓外科手術用心停止及び心筋保護液
「ミオテクター」(一般名:塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウ
ム、塩化カルシウム、炭酸水素ナトリウム)で重篤な高カリウム血症が発現し
たことなど、5品目について事例を挙げ注意喚起した。
そのほか「重要な副作用報告」が挙がったのは、アストラゼネカの気管支ぜん
そく治療剤「アコレート錠」(一般名:ザフィルルカスト)、複数のメーカー
が製造する抗パーキンソン剤の塩酸アマンタジン(一般名)、抗リウマチ剤の
サラゾスルファピリジン(同)、糖尿病用剤のナテグリニド(同)。また、同
号は、間質性肺炎と疑われる副作用が発現した一般用かぜ薬42品目についても
情報提供した。