感染研 インフルエンザ46都道府県で流行指標突破
公開日時 2005/02/14 23:00
国立感染症研究所が2月14日まとめた感染症週報・第4週(1月24~30日)に
よると、インフルエンザの定点当たり患者報告数は、三重(20.9)、埼玉(17.
3)、群馬(15.8)などで軒並み2けたになり、流行の指標である「1.0」に達
していないのは秋田(0.73)だけになった。全国の定点当たり報告数は、前週
の2.8から7.9に上昇したことが、別のデータから分かっている。
また、この週までに検体から分離されたウイルスは、B型が26都道府県の230件。
AH3型は、北海道道から沖縄までの広い範囲で26都道府県から166件、AH1型は、
いずれも本州の9都府県から68件分離された。