厚労省・検討会議 未承認薬使用で欧米情報入手JAPICに委託
公開日時 2005/02/22 23:00
厚生労働省の未承認薬使用問題検討会議(座長・黒川清東京大学先端科学技術
研究センター客員教授)は2月22日、2回目の会合を開き、(1)未承認薬の
治験実施までの手順(2)検討する必要のある未承認薬‐‐について審議した。
治験実施までの手順に関し、欧米での承認状況を把握する方法として、FDA、
EMEAのウェブサイト、外電情報、Scrip、FD&C Reportなどで情報入手、調査は
日本医薬情報センター(JAPIC)に委託することを決めた。
会合では「欧米各国で適応が場合どうするか」「(費用負担方法によっては国
内開発はそれを当てにして)海外で先に開発した方が良いと考える企業も出て
くる」などの意見が出て、次回会合(3月31日)で詳細を詰める。