【MixOnline】パンくずリスト
【MixOnline】記事詳細

HS振興財団調査 排尿障害治療薬、有効性に不満

公開日時 2005/04/05 23:00

高齢者に対する排尿障害治療薬の不満は「有効性」が中心―。ヒューマンサイ
エンス振興財団が4月5日まとめた泌尿器科医への実態調査で、こんな結果が
明らかになった。抗コリン作用薬の問題点や、治療薬の種類の少なさが指摘さ
れたのが特徴だ。

同調査は治療満足度が低くQOL低下をもたらす排尿障害について、「過活動膀
胱症候群」「前立腺肥大」など5疾患に分類して、その実態を調べた。そのう
ち、薬剤への不満については「種類」「副作用」「有効性」「情報量」などの
項目を示して問題点を選択してもらった。

高齢者に対する有効性への不満が最も高かった疾患は「慢性前立腺炎」で、全
体の92.5%(重複回答、以下同)にのぼった。その理由として同調査は、使用
される薬剤の多くが漢方系であることや、かなり以前に承認された薬剤が多い
ためとしている。

「過活動膀胱」では有効性への不満は副作用に次ぐ61.1%だったが、自由意見
では「抗コリン薬の口渇、便秘等の副作用が問題」「今後出てくる薬剤も抗コ
リン作用」などが指摘された。「神経性膀胱」では77.3%と項目中最も高く、
「αブロッカーはウラピジルしか承認されていないのが困る。抗コリン作用薬
は高齢者で副作用が問題」などがあった。

プリントCSS用

 

【MixOnline】コンテンツ注意書き
【MixOnline】関連ファイル
【MixOnline】記事評価

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い 良い
プリント用ロゴ
【MixOnline】誘導記事
【MixOnline】関連(推奨)記事
【MixOnline】関連(推奨)記事


ボタン追加
【MixOnline】記事ログ
バナー

広告

バナー(バーター枠)

広告

【MixOnline】アクセスランキングバナー
【MixOnline】ダウンロードランキングバナー
記事評価ランキングバナー