厚労省 ワクチンの研究開発、供給体制で検討会設置
公開日時 2005/04/05 23:00
厚生労働省は4月5日までに、「ワクチンの研究開発、供給体制の在り方に関
する検討会」の設置を決めた。同8日に初会合を開く。(1)新型インフルエ
ンザやSARSなど危機管理に必要なワクチンの研究開発(2)市場の国際化によ
る外国製品導入(3)需給の安定化(4)医療ニーズに応じた新しいワクチン
開発促進――といった課題について検討。05年度中をめどに意見を取りまとめ
る。
委員は有識者ら12人で、医薬品業界では、武田薬品工業の中村省三副社長(推
薦団体は日本製薬団体連合会)、アルフレッサの篠原恒夫常務執行役員病院統
括部長(日本医薬品卸業連合会)が名を連ねる。