感染研・週報 「マイコプラズマ肺炎」にご用心
公開日時 2005/04/17 23:00
国立感染症研究所が4月15日まとめた感染症週報・第13週(3月28日~4月3
日)によると、異型肺炎である「マイコプラズマ肺炎」の定点あたり報告数が
増加している。この週は0.25で、過去5年の同時期(00年0.04、01年0.11、02
年0.09、03年0.09、04年0.12)と比較して著しく高い。都道府県別では、山口
(1.78)、群馬(1.10)などでの報告が目立つ。
同肺炎の症状は、一過性の熱があってかなり激しい咳が続く。咳は早朝、夜間
就寝時にひどくなる。小児、若年成人が中心で、1歳以下には比較的少ないと
される。