日薬・漆畑副会長 特許切れで「後発品と同薬価」に
公開日時 2005/06/12 23:00
中医協診療側委員の漆畑稔日本薬剤師会副会長は6月10日の日本ジェネリック
医薬品販社協会・講演会で、後発品の薬価問題に関し、「特許が切れたら先発
品も後発品も同じ値段にして競争できるようにした方が良いのではないか。先
発品メーカーは『古い先発品』に尽くすより、新しい薬に力を投入するべきで、
特許期間を何年にするか議論すればいい。特許が切れたら(先発メーカーは)
製造をやめることも選択肢」と述べた。
薬価問題については、中医協・薬価専門部会でも議論になっている外国価格調
整について、「日本の保険診療の中で使うので、日本仕様であって良い。外国
価格調整の必要はないのではないか」とした。