厚労省 睡眠導入剤など5成分の添付文書改訂を指示
公開日時 2007/06/03 23:00
厚生労働省は6月1日付で、睡眠導入剤ゾピクロン(サノフィ・アベンティス
の「アモバン」など)と酒石酸ゾルピデム(アステラス製薬の「マイスリー」)
、トリアゾラム(ファイザーの「ハルシオン」など)など5成分について、使
用上の注意の改訂を指示した。
ゾピクロン、酒石酸ゾルピデム、トリアゾラムは「警告」の項を新設または変
更し、もうろう状態や睡眠随伴症状(夢遊症状など)などを注意喚起した。酒
石酸ゾルピデム、トリアゾラムは「用法・用量に関連する使用上の注意」を新
設した。
また、免疫抑制剤ミコフェノール酸モフェチル(中外製薬の「セルセプト」)
は「重大な副作用」に「重度の下痢」、抗がん剤カルボプラチン(ブリストル・
マイヤーズの「パラプラチン」など)は「重大な副作用」に「難聴」を追記し
た。