ファイザーのノルバスク 大日本住友のアムロジン 10mg錠承認
公開日時 2010/07/22 04:00
高血圧症や狭心症に用いるCa拮抗薬のファイザーのノルバスク(一般名:アムロジピンベシル酸塩)、大日本住友製薬のアムロジン(同)の10mg錠と同OD錠の承認を国内で取得したと、両社は7月21日に発表した。5mgの投与では効果不十分な場合、10mgに増量するが、現行の5mg錠では2錠のむ必要があった。そこで10mg錠を追加し、1錠の服用で済むようにする。海外ではすでに100ヵ国以上で10mgは使用されているといい、日本では今後、薬価収載を経て、年内にも発売になるとみられる。09年度売上高は、ノルバスクが1091億円(IMSジャパン調査。10年度見込み非開始=ファイザー)、アムロジンは520億円(決算ベース、10年度見込み385億円)。発売による売上への影響は軽微。