Veeva Japanは6月9日、アステラス製薬がVeeva Vault CRMをグローバル標準として採用したと発表した。米・Veeva Systemsによると、アステラス製薬はグローバル全体でVeeva Vault CRM を導入、中国ではVeeva China CRMを採用した。Vault CRMの導入により、ライフサイエンス業界の営業、マーケティング、メディカル部門間のシームレスな連携と効果的な医薬情報提供活動が可能となる。

Vault CRM は、業界特有かつ各国ごとに変化するビジネスニーズやコンプライアンス要件を満たしている。アステラス製薬デジタル＆変革担当（CDTO）のNick Eshkenazi 氏は、「我々は、世界中の患者さんのために革新的な医薬品を創出しており、コマーシャル機能の俊敏性と実行力を支える基盤は極めて重要だ。この協業により、Veevaは当社が企業としての俊敏性を強化する上で技術的な解決策とデータを提供してくれることになる」と強調した。