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専門外の疾患を一般の知り合いに聞かれたら 「答えられる範囲で答える」が7割強 医師調査

公開日時 2011/08/10 04:01

医師限定コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、「知り合いに専門外の疾患についての相談を受けたときの対応」についての調査結果をまとめた。それによると、全体の4人に3人が、「専門外のことであっても自分で答えることができる範囲で相談に応じる」との回答。「専門外のことについては、その旨を伝えて断る」は1割に満たず、何らかのサジェスチョンをしている状況が浮かび上がった。なお、MedPeer会員医師は約3万6000人。

調査は4月29日~5月5日に実施した。有効回答数は1875件。この調査は、会員医師がほかの会員医師に日常診療などにおける素朴な疑問を聞くもの。今回は、自分の専門外の疾患について、知り合いから相談を受けたときの対応について質問している。

調査結果をみると、「専門外のことであっても自分で答えることができる範囲で相談に応じる」と回答は全体の72.9%。「専門外であっても、一般の方よりは知識がある」(50代、脳神経外科)、「専門外であっても素人よりは知っているし、ありふれた情報も取捨選択して相談者に提供できる」(30代、循環器外科)などの声が多数を占めた。相談に応じる際には、「知っている範囲では答えるが、専門でないことは強調する」(30代、一般内科)という意見も多かった。

「どこに専門の病院があるか、医師がいるかを調べて伝える」は12.9%、「具体的な病院、医師を紹介する」は4.9%だった。前者は、「なるべく無責任にならない形で専門医にバトンタッチしたい」(30代、一般内科)、後者は、「一般の方には専門医を探し出すこと、その診察を受けるために何が必要か、(予約、紹介状など)結構難しいと思う」(50代、消化器外科)といった理由からだという。

一方、「専門外のことについては、その旨を伝えて断る」も7.9%いることがわかった。その主な理由は、「いい加減なことはお互い不幸」(40代、消化器外科)、「現在は専門性が重視されており、わからないことはきちんと断ることが重要」(40代、消化器内科)などだった。
 

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