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アルジェニクス ストレンガー日本法人社長 オンラインMR「早くも手応え」 MG患者をデジタルで支援

公開日時 2022/05/18 04:51
アルジェニクスジャパンのヘルマン・ストレンガー代表取締役社長は5月17日、記者会見に臨み、今月9日に発売した抗FcRn抗体フラグメント製剤・ウィフガート点滴静注400mgの情報提供活動にオンラインMRを導入し、「早くも手応えを感じている」と強調した。また同剤が効果を発揮する重症筋無力症(MG)を支援する患者プログラム「MyRealWorld MG」に日本も参加したことを明かした。同プログラムはアルジェニクス社が後援しており、MGが患者の日常生活に及ぼす影響について理解を深めるための情報収集アプリだ。米国、カナダ、ドイツ、スペインなど約2000人の患者を登録しており、データは国際的な研究調査に活用される。

アルジェニクス社が開発したウィフガート点滴静注400mg(エフガルチギモド アルファ・遺伝子組換え)は、FcRnとの親和性を増大させるよう設計されたヒトIgG1の抗体フラグメントの改変体。同剤は、全身型重症筋無力症(ステロイド剤又はステロイド以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)を効能効果に、米国では21年12月に、日本は22年1月に「ほぼ同じタイミング」で製造販売承認を取得した。日本では4月20日に薬価収載され、5月9日から発売を開始したところだ。なお、日本での患者数は患者数全国で 2万9210人。女性にやや多く、発症年齢の中央値は59歳(男性60歳、女性58歳)という。

◎MRの採用に300人が応募 希少疾患への想い強いMRを採用

同社は、ウィフガートの情報提供活動に「オンラインMR」(関連記事)を導入する方針を早々に決めていた。ストレンガー社長は会見で、「MR採用に300人も応募してきた」と強調。採用人数は明らかにしなかったものの、多くのMR採用者が「希少疾患だからこそ患者が治療を受けて良くなる手応えを感じることができる」と想いを強めていたことを明かしてくれた。ウィフガートの発売と同時に、医療関係者向けに「MRオンライン面談予約システム」と、AI検索サービス「argo-Bot(アルゴボット)」の運用を開始したところ。「手探りで始めたばかりだがうまくいっている。手応えはある」とストレンガー社長は強調する。引き続きデジタルを多用した情報提供活動に注力する針を示した。なお、ウィフガートは大学病院など専門医療機関での使用が中心となるため、東邦薬品の1社流通となる。

◎同社が後援する「MyRealWorld MG」 患者と医師の情報のやり取りを支援

一方、同社は重症筋無力症(MG)の患者サポートにも注力する方針だ。ストレンガー社長は、同社が後援する「MyRealWorld MG」と呼ばれるプログラムに、日本の患者も参加できるようになったと説明した。患者は自分のスマホに専用アプリをダウンロードし、そこに健康状態や症状、日常生活活動などを入力する。このプログラムには欧米の患者約2000人が登録しており、国際的な調査研究などに活用されるという。ストレンガー社長は、「患者さんが何に苦しんでいるか分からないなど、実態がつかめていないことがある。これは医師にとっても重要情報だと思う。患者と医師の情報のやり取りを支援したい」と意欲を示した。

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