iPS細胞ビジネス協議会が発足 企業交流やコンサルなどで事業化支援
公開日時 2013/07/08 05:00
iPSアカデミアジャパン(京都市上京区)は7月4日、iPS細胞を活用することによる事業化を支援するため「iPS 細胞ビジネス協議会」を発足したと発表した。同社は、京都大学が保有するiPS細胞技術にかかわる知的財産を管理活用を主な目的とする会社。研究や創薬に向けては様々な技術開発が必要であることから協議会で、異分野の企業が協力しあえるように企業同士の情報交流の場を設けたり、企業のコンサルティングをしたりすることにした。
対象はiPS細胞関連ビジネスに興味のある企業。会員になることで、情報交換会/研究会の開催、企業からの共同開発募集等のアピール、最近のiPS 細胞ビジネスの紹介、iPS細胞関連の技術と解析機器の解説、秘密保持ベースでのビジネスマッチング、機器開発等に関しての個別コンサルティング--といったサービスを受けることができる。年会費は大企業5万円(年売上200億円以上または従業員200名以上)、それ以外2万円、既にiPSアカデミアジャパンからライセンスを得ている方、細胞等の購入者は無料。