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【対談】抗血小板療法のネクスト・ストラテジー 実地臨床の治療成績集積で最適な投与対象発信を  (2/2)

公開日時 2013/01/08 23:00
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AHA/ACCFガイドライン 2012Focused Update 
薬物療法だけのUA/NSTEMI患者にはチカグレロル、クロピドグレルを推奨
 

米国心臓協会年次学術集会(AHA)のPractice Guidelibneタスクフォースと米国心臓病学会財団(ACCF)が2012年7月に行った、薬物療法法を含む、不安定狭心症(UA)と非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)のガイドライン(GL)focused updateでClassⅠで推奨された内容を紹介する。


UA/NSTEMI患者に対し、入院後可能な限り早くアスピリンを投与し、忍容性がある限り継続することを推奨した(エビデンスレベル:A)。過敏症や胃腸障害などで、アスピリンを投与できない患者に対しては、loading doseに続き、維持用量として、クロピドグレル(エビデンスレベル:B)、プラスグレル(PCI患者について、エビデンスレベルC)、チカグレロル(エビデンスレベル:C)の投与を推奨した。


PCIなどの侵襲的手技を行うUA/NSTEMI患者については、手技前には、クロピドグレル(B)、チカグレロル(B)、GPⅡb/Ⅲa受容体阻害薬を推奨した。PCI施行時には、クロピドグレル(A)、プラスグレル(B)、チカグレロル(B)、GPⅡb/Ⅲa受容体阻害薬(A)を推奨した。


PCI留置後は、抗血小板薬の2剤併用を推奨し、維持用量としてクロピドグレル75mg1日1回、プラスグレル10mg1日1回、チカグレロル90mg1日2回を最低12カ月以上投与することを推奨した(B)。


一方で、薬物のみによる保存的療法を行う患者については、アスピリンと抗凝固療法にクロピドグレルとチカグレロルの追加投与を推奨。入院後可能な限り早い段階から12カ月間までの投与を推奨している(B)。

 

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