９月３日、定例理事会を開催し、「ゲノム先端医療研究開発センター（仮称）」構想への協力と、「関西バイオ推進会議」の発足などを報告した。「ゲノム先端医療研究開発センター（仮称）」は、関西経済連合会が進めている関西経済再生アクションプランで、治験を通じて、患者の医療情報とゲノム情報の相関解析をするもの。2002年４月の設立に向けて具体案が検討されているが、大薬協でも側面支援をしていくこととなった。「関西バイオ推進会議」は、関西圏のバイオプロジェクトを推進するための意見と実現への提言を取りまとめる場として、産学官から有識者48人の委員を選出して発足した。製薬企業では武田、藤沢、塩野義、田辺の代表者が参加。「ゲノム先端医療研究開発センター」構想や「神戸医療産業都市」構想、「バイオ情報ハイウェイ」構想などの連携を図り、効率的なネットワークづくりを推進していく。