万有製薬
公開日時 2001/09/12 23:00
9月13日、米国で開催された第14回DALM国際シンポジウム(9月9~12日)で、J-LIT(日本人の高コレステロール血症患者を対象に、血清脂質と冠動脈疾患発症との関係を検討した大規模臨床試験)の新たな解析結果が報告されたと発表。シンバスタチン(製品名:リポバス)を中心としたコレステロール低下療法下では、血清脂質を管理することで脳血管疾患のリスクが低く抑えられることが示されたほか、糖尿病合併症患者、高血圧合併患者でも、同剤を中心とした治療により脂質がコントロールされた場合、冠動脈疾患のリスクを低く抑えられることが指摘された。