日本ベーリンガーインゲルハイム、ファイザー製薬
公開日時 2001/10/01 23:00
9月24日、ベルリンで開催された欧州呼吸器学会年次総会で、COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療に関する気管支拡張剤SPIRIVA(一般名:チオトロピウム)とβ刺激剤salmeterolの比較試験を示すデータが報告されたと発表。623人のCOPD患者を対象にした6ヵ月間の臨床試験で、SPRIVAの1日1回投与群には、プラセボ投与群およびsalmeterol投与群に比べ、肺機能の大きな改善が見られたとする試験結果などが報告された。 欧州では申請済みで2002年中頃に発売予定のほか、米国では今年中の申請を予定、国内ではフェーズiiiの段階にある。