日本イーライリリー
公開日時 2001/10/10 23:00
10月11日、北米更年期学会(10月4日~6日)で、閉経後女性619人(平均年齢53歳)を対象とした、塩酸ラロキシフェン(製品名:エビスタ)とエストロゲン製剤(結合型エストロゲン)の骨粗鬆症予防に関する比較試験の結果、ラロキシフェンが尿失禁発症のリスクを増加させないことが報告されたと発表。 プラセボ群とラロキシフェン投与群間での尿失禁発症については統計学的な有意差は見られなかったが、新規もしくは既往の尿失禁の症状悪化は、プラセボ群1.3%、ラロキシフェン60mg群0.7%、同150mg群0.6%、エストロゲン製剤群7%と統計学的に有意な結果が得られた。