富山化学工業、マルホ
公開日時 2001/11/05 23:00
11月6日、富山化学が外用剤として開発中のニューキノロン系合成抗菌剤T-3912について、国内ではマルホと、海外ではスペイン・フェレール社と技術導出に関するライセンス契約を締結したと発表。 国内では、製造・販売の独占的実施権をマルホに付与するが、富山化学が販売権を留保する。今後は、皮膚科領域を中心に整形外科・肛門科領域の範囲でマルホと共同開発を進める。 海外では、フェレール社が日本・韓国・中国・台湾以外での原薬と同剤の独占的製造・販売権、および海外での再実施権(サブライセンス権)を持ち、眼科領域を除く全ての適応領域で開発を行う予定。 富山化学では、将来的には点眼剤としての開発も検討している。