三菱ウェルファーマ
公開日時 2001/11/06 23:00
11月7日、2002年3月期中間決算を発表。 旧ウェルファイドの連結業績は、売上高888億400万円(3.3%減)、営業利益59億円(141.2%増)、経常利益34億3400万円(160.1%増)、当期純利益31億1000万円と減収・増益。米アルファ社の操業再開や日本たばこへの研究開発権の譲渡など、増益要因があったものの、国際試薬の株式譲渡や輸液事業の売却、リサモールの自主販売中止などのマイナス要因を吸収できず、減収となった。しかし、アルファ社の経常赤字が縮小したことや、米国事業の再編に伴う税金費用の減少などから大幅な増益となった。 旧三菱東京製薬の連結業績は、売上高487億3000万円(15.4%増)、営業利益81億500万円(76.8%増)、経常利益80億4400万円(70.4%増)、当期純利益25億6300万円(84.0%増)と増収・増益。2001年6月に発売した脳保護剤ラジカットが中間期で55億円を売り上げるなど好調に推移したことによる。 10月1日に発足した合併新会社の通期業績は、旧・三菱東京製薬の下半期が加わり、売上高2310億円(127.3%増)、営業利益220億円(277.7%増)、経常利益185億円(272.6%増)、当期純利益85億円(311.6%増)の見通し。