2002年３月期中間決算を発表。　売上高・連結2038億6400万円（1.3％増）、単体1040億5200万円（0.9％減）　営業利益・連結77億2900万円（29.3％減）、単体73億700万円（22.2％減）　経常利益・連結81億200万円（27.8％減）、単体83億4800万円（21.9％減）　当期純利益・連結38億1800万円（5.4％減）、単体44億4900万円（8.8％減）　植物用薬品や動物用医薬品などの販売が減少したものの、医薬品卸オオモリ薬品の売上高が1224億円（1.5％増）になったほか、ゼラチンを用いないHPMCカプセルの需要拡大によりカプセル事業の売上高が55億円（19.6％増）に増加したため、連結売上高は増収となった。単体では、経口抗生物質フロモックスが150億円（18.1％増）、注射用抗生物質フルマリンが120億円（10.1％増）と、主力の医薬品が伸長。しかし、2001年4月に副作用防止のため供給停止した解熱鎮痛剤セデスＧの影響を吸収しきれず、売上高は微減となった。営業・経常利益は、研究開発費や販売管理費の増加に伴い二桁減益、純利益は退職給付会計の導入による特別損失の発生で一桁減益となった。　通期業績は、売上高が連結4150億円（0.6％増）、単体2070億円（4.1％減）、営業利益が同155億円（35.2％減）、160億円（25.3％減）、経常利益が同150億円（39.9％減）、170億円（29.5％減）、当期純利益が同75億円（40.5％減）、100億円（16.4％減）の見通し。