協和発酵工業
公開日時 2001/11/14 23:00
2002年3月期中間決算(連結)を発表。 売上高1910億6700万円(1.6%増) 営業利益108億2700万円(11.2%増) 経常利益103億8200万円(1.4%増) 当期純損失▲25億7900万円(前期53億8500万円の利益) 海外の飼料用アミノ酸事業、核酸系調味料事業など不採算事業の抜本的見直しに伴う損失額179億円を特別損失に計上したことにより当期純損失。医薬事業は、今年3月発売の抗アレルギー剤アレロックが30億円、抗真菌剤イトリゾールが24億円(26.4%)増の115億円と伸長したものの、2000年10月の消化管運動賦活調整剤アセナリン出荷停止の影響をカバーしきれず、12億円(1.6%)減の718億5000万円(構成比37.6%)。 通期連結業績は、売上高3870億円(3.0%増)、営業利益230億円(29.9%増)、経常利益200億円(20.4%増)、当期純利益80億円(14.8%減)を予想。アレロックは100億円を見込み、医薬事業は11億円(0.7%)増の1425億円と微増収に転じる見通し。特別利益に、ヤンセン協和の全株式(持株比率40%)売却益113億円を計上する予定。