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仏サノフィ・サンテラボ社

公開日時 2001/11/18 23:00

 AHAで、急性冠動脈症候群患者の治療効果について、Ⅹa因子選択的阻害剤フォンダペリヌックスと低分子ヘパリン・エノキサパリンを比較したPENTUAスタディのフェーズiibの結果が発表された。不安定狭心症1100例以上を対象とし、フォンダペリヌックス2.5~12mgを1日1回皮下投与、もしくはエノキサパリン1mg/kgを1日2回皮下投与し、安全性と効果を比較した。 その結果、フォンダペリヌックスは、効果や安全性の点では明らかな用量・反応関係は観察されなかったものの、エノキサパリンと同様に有効かつ安全であることが判明した。 別の発表では、抗不整脈薬であるアミオダロン静注とリドカインの比較試験ALIVEの結果も報告された。心停止後、3回の除細動ショックに反応しなかった347例を対象としたもの。その結果、病院到着まで生存した患者の割合は、リドカイン12%に対し、アミオダロンは2倍の22.8%に上った。 また24分以内に投与された患者のうち入院時までの生存者はアミオダロン28%、リドカイン14%となった。従来、他の蘇生術が有効でない場合にリドカインが用いられていたが、今回の試験結果からリドカインは必ずしも最善の選択ではないことが示唆された。

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