日本製薬工業協会
公開日時 2001/12/06 23:00
定例会見を開催。上場企業33社の2001年度中間決算の概況を発表。 単体業績を見ると、売上高2兆3082億円(2.4%増)、増収22社・減収11社。国内が0.6%増のほぼ横這いと低迷したのに対して、輸出は好調で17.2%増の2836億円となった。 営業利益は4804億円(2.3%増、増益14社・減益19社)、経常利益は5051億円(1.0%増、増益14社・減益19社)、中間利益は1864億円(56.4%増、増益18社・減益15社)。前期計上された会計基準変更による特別損失が大幅に減少した。研究開発費は3126億円(9.2%増)。 永山会長は、海外での売上・技術導出も伸びてきていることをあげ、海外への飛躍には「優れた研究者が世界中から集まる(日本を)創薬の国際競技場とすることが欠かせない」として、治験・臨床研究の体制の構築が急務であることを強調した。