ツムラ、大日本製薬
公開日時 2001/12/20 23:00
ツムラが第iii相試験を実施しているカルシウム拮抗剤塩酸レルカニジピンを共同開発・併売する契約を締結した。大日本は「循環器領域を充実させることで、ACE阻害剤セタプリル(2000年度売上高51億円)と合わせ売上面の相乗効果を期待する」という。 塩酸レルカニジピンは、血管への選択性が高く、心臓への抑制作用が少ないことが特徴。1日1回の経口投与で血圧を良好にコントロールできる。欧州・オーストラリアなど41ヵ国で承認、30ヵ国で販売されており、米国をはじめとする40ヵ国で承認申請中である。