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中外製薬中間  日本ロシュとの統合費用165億円

公開日時 2002/11/11 23:00

中外製薬は11日、03年3月期中間決算をまとめた。売上高 997億4300万円(7.8%減)営業利益 121億3300万円(26.1%減)経常利益 125億 300万円(33.7%減)純利益 △261億5200万円(前年同期91億4100万円) 減収・赤字決算となったのは、10月1日の日本ロシュとの合併が要因。米国子会社、ジェン・プローブのスピン・オフや中外診断科学の譲渡で売上が減少。利益面でも日本ロシュとの統合関連費用が165億8600万円発生するなどで損失を計上した。主要製品売上高は、エポジン335億円(前年同期比8.4%増)、ノイロトロジン126億円(34.0%増)、アルファロール94億円(8.7%減)、シグマート90億円(3.4%増)。ノイロトロジンの大幅増は、英国の「中外アベンティス」が持分法から全部連結法に変更になったため。新薬開発では、来年上市予定品目が目白押し。閉経後骨粗鬆症のエビスタ錠(塩酸ラロキシフェン)、透析患者の高リン血症に適応を持つレナジェル錠(塩酸セベラマー)、乳がん治療薬のゼローダ(カペシタビン)、心臓・肝臓移植の適応拡大で申請しているセルセプトなど。通期予想は、旧日本ロシュ製品のフルツロン、タミフル、カイトリルなども寄与し、売上高2350億円、経常利益255億円となるが、上半期の特別損失などがあるため、純利益は200億円の損失となる見込み。

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