山之内 購買業務外部委託でコストカット
公開日時 2002/11/28 23:00
山之内製薬は11月28日、間接材調達を電子的に行う「アリバ・バイヤー」システムの導入について、購買支援事業を展開するディーコープ(本社・東京)、日本アリバ(同)と契約、本格稼動を開始したと発表した。社内のコスト削減や購買サイクル短縮を図る。国内大手製薬企業への導入は初めてという。システムは、企業内の各部門で必要な出張時のチケット、事務用品、消耗品などを購入する際、会社全体で取りまとめ購買業務を集中、自動化、インターネットを通じて発注する。大手家電メーカー、流通関連企業のほか、外資医薬品メーカーなども契約している。今後、人材派遣や贈答品購入などへも業務を拡大させる方針。