オリンパス 培養骨販売へ
公開日時 2002/11/27 23:00
オリンパス光学工業は11月27日、患者骨髄液から採取した間葉系幹細胞を培養してβ‐TCP上で骨細胞に分化させ、培養骨として医療機関に供給する「骨の再生医療事業」を新たにスタートさせると発表した。03年秋をめどに臨床治験を開始、06年末から販売予定。また、多検体の細胞培養を行うため、バイオベンチャーのワンセル社(本社・広島市)と多検体自動細胞培養装置を共同開発し、社内生産にも活用。06年までには外部への販売も予定。10年後の12年度には売上100億円(培養骨、多検体自動細胞培養装置含む)を目指す。