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中医協 特定機能病院包括化は国病試行方式で

公開日時 2002/11/27 23:00

厚労省は11月27日、基本問題小委員会を開き、特定機能病院の入院医療費包括化に関する議論を続けた。包括評価の範囲について事務局が、国立病院で試行している「急性期入院医療の定額払い方式」を元に議論を進めることを提案、今後小委で内容を詰めることを決めた。この日は、医療機関ごとの在院日数状況について、病院ごとの名称が入った資料を配布。平均24.39日で最長の京都大学医学部付属病院(31.12日)は最短の慶応義塾大学病院(17.1日)の倍近くの日数。青柳俊委員(日本医師会副会長)は「後方支援病院のバックアップ体制など(理由は)いろいろあろうが、経年的な変化もみなければならない」と述べ、次回以降の小委で議論を続けるかまえを見せた。また、改定実施時期について下村健委員(健保連副会長)は、「(04年に診療報酬改定を行うとすると)見直しを半年の実績で議論しなければならなくなる」として、それ以降にずれこまないよう早期の取り組みを指摘。一方、青柳委員は、「新しい制度を導入してそれから2年間改定がないのは不都合。次回改定のため今から準備しなければならない」として、「来年4月」の次の改定を見越した議論を求めたが、「4月」実施については支払い側、診療側とも意見が一致した。

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