社会情報サービス 医師のメディア接触調査
公開日時 2002/12/08 23:00
市場調査会社の社会情報サービスは12月6日までに、大手広告会社3社の参加で医師のマスメディア接触に関する調査をスタートさせたと発表した。テレビやラジオ、新聞、雑誌の視聴、購読状況を調べ、医療関連ビジネスのメディア戦略に生かす。調査に参加するのは、電通、博報堂、アサツーディ・ケイ。首都圏と京阪神地区の内科系、外科系臨床医300人を対象に、一般生活者が接するマスメディアについて、医師側がどのような状況にあるかを調査する。広告会社側は、集まったデータをもとに医療関連企業にアプローチする。将来的には調査規模を拡大させ、たとえば製薬メーカーのDTCについて、実際の処方に当たる医師の好感度や、医師の目で見た患者の広告に対する反応などを探ることができるようにするという。